2015-08-18

学生寮生活:留学開始から10週間で感じたこと/インテリアデザイン学科専攻のATKさん(VIP2015年卒)

こんにちは。8月も中旬に入り、もう秋に近づいていますね。NEW YORKでも猛暑が続いておりましたが、最近肌寒くなってきました。

前回のブログの最後で少し触れましたが、今回はサマースクールのESL+Dに入学してから約2ヶ月半を終えて、留学中の寮生活について少しお話したいと思います。あくまで一個人の意見ですが、参考までにご覧ください。

滞在するスタイブサント・パーク・レジデンス

THE NEW SHOOLの学生寮はマンハッタン内に数箇所ありますが、僕を含めた夏学期から留学中の数名のバンタン生は今回Stuyvesant Park Residenceという寮で生活しています。パーソンズ近くのUNION SQUAREまで徒歩10分圏内、ニュースクールESLの校舎まで徒歩20分圏内といった感じの立地です。

周辺環境も、寮の周りには飲食店やスーパーなどが沢山ありますし、学校へのアクセスも良いので便利な場所だと思います。寮内には、ガードマンがいてセキュリティもしっかりしており、あと気持ち程度ですがGYMもありますね。

寮内のトレーニングジム

寮費はサマースクール期間の10週間(約2.5ヶ月)で$3150です。この金額には、光熱費とインターネット代が含まれています。ただし、この値段は一つの部屋を二人でシェアする金額なので、決して安くはありませんし(汗)、実際には1つのリビングルーム&バスルーム、2つのベッドルームを4人で共有する形になります。僕のルームメイトは2人のアメリカ人(INTERNSHIP生)、1人の中国人(ESL生)でした。

ベッドルームを2名で共有

ここで寮に住む利点を数点あげておきます。

1. 学校まで徒歩圏内であること
朝からわざわざ地下鉄を使う必要がないのは正直大きいです。というのも、電車が止まることも珍しくないみたいですし、まだNEW YORKに来て間もない人には、地下鉄の利用はトラブルの元になりかねません。ここに来て日本の交通システムの素晴らしさを再認識しました。

2. NY生活の準備期間として
これは特にESLを受講する人にとってはオススメしたいポイントです。バンタンでのプログラム修了後からタイトなスケジュールで渡米、すぐにニューヨークでの物件探しはそれなりの気合と運が必要です。不慣れな生活環境に慣れるのも一苦労ですしね。数名のバンタン生は幸運にも?見つけることができたみたいですが、大変そうでした。こっちで個人的にも物件探しを経験しましたが中々すぐには決めがたいものですよ。

3. 英語の使用頻度
今回、これは僕が寮に住んで良かったと思った一番の理由です。良くも悪くもプライベートの空間はないので、英語でのコミュニケーションは欠かせません。僕の場合は、ネイティブがルームメイトだったので、英語を吸収したことをかなり実感しています。友達を増やすという部分でもとりあえず学生寮に入る選択肢は近道かもしれませんね。 


アメリカ式の寮生活は日本人にとっては馴染みがないものですし、やはり最初は迷うことも多々あるとは思いますが、2ヶ月半だけの期間で考えるなら僕の意見としてはおすすめです。ただそれ以上となると、ちょっとそろそろプライベートな空間がほしいな〜という風に思い始める頃だというのが本音なところですね。実際のところ、同じ金額をだせばマンハッタン内でシェアルームでも一人部屋を持てる可能性は充分ありますし、あとは個人の考え方次第といったところでしょうか。 

先日、ESLのプログラムも無事に修了できました。そして8月末からスタートの秋学期から、いよいよパーソンズ大学でインテリアデザインを学びます!長いようで短い時間でしたが、良くも悪くも色々なことがありました。次回の記事では、ESLを振り返ると同時に、これからのパーソンズ留学までの流れや新たな情報がありましたらシェアしようと思います。 では。